CBCラジオ企画
第3回 さゆりんさん
さゆりん さん
ラジオパーソナリティ・タレント。「さゆりん」「さゆりん井上」の名で、中京圏を拠点に活動しています。CBCラジオ「さゆりんの音楽楽園」、FM三重「はなきん+」「CHOICE」などに出演し、現在は「CBC歌謡ベストテン」を担当。ヘヴィメタル、ポップス、アイドル、演歌から歌舞伎、オペラまで、幅広い音楽ジャンルに親しんでいます。テレビでは岐阜テレビ「あなたの街から」や三重テレビ「ええじゃないか三重」などでリポーターを務め、イベントやディナーショーの司会、CM・映像作品のナレーションなどでも活動しています。

音楽は人生の道しるべ
― さゆりんさんが語る「推し曲」と音楽のこれから
さゆりんさん:そもそも私の音楽のスタートは中島みゆきさんです。中島みゆきさんがいらっしゃらなかったら、おそらく今この仕事をしていないです。幼稚園の頃、当時思春期だった叔母が中島みゆきさんの「ほうせんか」を聴いていて。叶わなかった恋の歌なので「わかんないなー」と思いつつ、ずっと耳に残っていました。
中学ぐらいになった兄も、みゆきさんを聴き始めて。改めて歌詞の世界の深さと凄さに気付いてからは、もうドップリ!みゆきさんは深夜ラジオをやっていらして。「身近な人には話せない悩み事だけど、この人に話を聞いてもらえたら…」と思う感情は何なんだろう?自分もそんな人になりたい!というのがラジオに繋がっていく、私のルーツなんです。
中学ぐらいになった兄も、みゆきさんを聴き始めて。改めて歌詞の世界の深さと凄さに気付いてからは、もうドップリ!みゆきさんは深夜ラジオをやっていらして。「身近な人には話せない悩み事だけど、この人に話を聞いてもらえたら…」と思う感情は何なんだろう?自分もそんな人になりたい!というのがラジオに繋がっていく、私のルーツなんです。
さゆりんさん:中島みゆきさんの「時代」です。「時代」のすごいところは、100年後に聴いても皆さんが納得できる歌だなということです。リリース当時の時代背景もきっとあるんでしょうけど、それを超えて、同じようにみんなが感動して共感できる。災害など、しんどいことはたくさんあったんですけども、でも、ちょっとだけ頑張らせてくれる感じの曲なんです。
今でもよく流れますけど、古さを感じさせる要素が何も無い。まさに「時代」なんですよ。だから永遠にみゆきさんをリスペクトし続けます。いろんなアーティストにインタビューさせていただきましたが、みゆきさんにはまだお会いできていない。みゆきさんに会ったら、もう悔いはないです(笑)。
今でもよく流れますけど、古さを感じさせる要素が何も無い。まさに「時代」なんですよ。だから永遠にみゆきさんをリスペクトし続けます。いろんなアーティストにインタビューさせていただきましたが、みゆきさんにはまだお会いできていない。みゆきさんに会ったら、もう悔いはないです(笑)。
人生の転機をくれた一曲
さゆりんさん:聖飢魔II(せいきまつ)の「WINNER!」です。実はこれ、ラジオに関わることになるきっかけの曲なんです。
さゆりんさん:中島みゆきさんと同じで、最初は全然ピンと来ないんですよ。「蝋人形の館」のインパクトがすごかったので(笑)でもその後の曲を聴いてみたら、言葉はちょっと悪いんですけど、「馬鹿にはできないな」と。ものすごく高度なテクニックを持ったバンドなので。ジャズとかファンクとか、そういう要素も結構入っていたりするんですよ。
さゆりんさん:そうですね。メタルがお茶の間の皆様も聴く音楽になった時代があって。お陰で私もハードロックに目覚めさせていただきました(笑)偏見なく音楽だけでなく物事を受け入れるようにもなりましたね。
さゆりんさん:当時、ラジオの仕事はやってみたいという気持ちはあったものの、自分には無理だろうと思ってたんです。でも、聖飢魔IIのステージを見て「こんなに面白いことをやってる方がいらっしゃるのに、自分はこのままでいいのかな」という気持ちになって。
どうせ人にはいつか終わりが来るなら、やりたいことをやって、ダメだったら諦めればいいと。そこで、この曲を聴きながら一生懸命、養成所みたいなところに一年ほど通って、そこからオーディションのお話をいただいて、一年後にめでたくデビューしたという流れなんです。
どうせ人にはいつか終わりが来るなら、やりたいことをやって、ダメだったら諦めればいいと。そこで、この曲を聴きながら一生懸命、養成所みたいなところに一年ほど通って、そこからオーディションのお話をいただいて、一年後にめでたくデビューしたという流れなんです。

さゆりんさん:そうなんです。スポーツをする方や、何かチャレンジをしている方、中小企業を立ち上げていらっしゃる方にも聴いていただきたい曲です。「We’re gonna be winner」って。大変キラキラな曲で、朝聴くと「今日も頑張ろう」みたいな。
聖飢魔IIはデビュー40年を超えても現役で、新曲では『Next is The Best!!』と歌っている姿勢も尊敬しています。
聖飢魔IIはデビュー40年を超えても現役で、新曲では『Next is The Best!!』と歌っている姿勢も尊敬しています。
未来につながる一曲
さゆりんさん:3曲目は平原綾香さんの「Jupiter2026」です。2003年のデビュー曲なんですが、今年リリースのアルバム「MyOrchestra!」でフルオーケストラと共にセルフカバーしたバージョンです。
さゆりんさん:平原綾香さん、私は「あーやちゃん」と呼ばせていただいてますが。彼女がデビューする少し前に、買い物中のお店の有線で「Jupiter」が流れてたんです。歌声に衝撃を受けたけど、その場では誰だかわからなくて。その直後に当時の番組「さゆパラ」にゲストで来てくれることになって、「この子だー!」と。以来、惚れています(笑)
さゆりんさん:「いっしょに歌お!CBCラジオ」にも選ばれたので、多くの人が耳にした曲だと思います。コンサートでも必ず歌ってくれるし、元々音域の広い曲ですが、これが年々進化しているというか。今回選んだ2026年バージョンでは、フルオーケストラをバックに堂々たるボーカルを聴かせてくれるのですが、最後の高音が、凄すぎる!「過去から在るものを大切にしながら、より良き未来を創り出す」という意味で、中小企業の方々にもお勧めですし、聴き比べてみて欲しいです!
さゆりんさん:フルオーケストラでのツアーもありますし、「平原綾香と開くクラシックの扉コンサート」もシリーズで続けていて。今やミュージカル界でも大スターですし、表現力の幅がどんどん広がっている。ファンクラブのイベントで司会をさせていただいたことがありますが、歌に対する向き合い方が本当に真剣で。「努力の積み重ねは人を裏切らない」って、こういうことかな、と感心します。
音楽との出会い方、ラジオの役割
さゆりんさん:そうですね、すごくターニングポイントのところですよね。中島みゆきさんが原点で、聖飢魔IIが転機で、平原綾香さんは現在からこれから先の未来にもつながるかなと思っています。
さゆりんさん:デビュー当時から毎年のツアーは必ず拝見してます。誕生日などに「あーやちゃんおめでとう」とメールを送ると、絶対に忙しいはずなのに速攻で「さゆりん、ありがとう!」とお返事を下さる、天使のような方で。公私ともに永くお付き合いを続けたいです。

さゆりんさん:そうですね、大体聴いたら、誰の曲で歌詞が大体わかってた時代だったんですよね。今はチャンネルがたくさんありすぎるので、そういう意味では、番組というのは、ある程度選別して、それこそパワープレーじゃないですけど、意思を持って届けるっていう役割はすごく貴重なのかなって思うんですよね。
さゆりんさん:それで音楽に触れる方がいますよね。昔は自分でとりあえずアルバム買ったり、ラジオで「今日解禁」の新曲を楽しみにしてたり。引き続き、その楽しみをラジオからも届けて行けたらいいな、と思っています。
おわりに ― 「何からでも始められる」
さゆりんさん:山本譲二さんが、ここ数年「山本譲二メタル化計画」っていうのをやってらして。メタルのTシャツを作ったり、メタル系の曲を出したり。もちろん歌います。
それがすごく面白い。大御所なのに。だから、中小企業で頑張ってる方々も、今まで自分になかった要素っていうのは、いくつからでも始められると思うんです。だって、山本譲二さんがメタルですよ。何でもありなんですよ(笑)。
それがすごく面白い。大御所なのに。だから、中小企業で頑張ってる方々も、今まで自分になかった要素っていうのは、いくつからでも始められると思うんです。だって、山本譲二さんがメタルですよ。何でもありなんですよ(笑)。
